乳酸菌で作るお漬物(追記)
以下の記事の追記です。↓
https://oishiifrance.hatenablog.com/entry/2020/07/18/020459
まだ全部の野菜を使って試していませんが、きゅうりやカリフラワーの茎は、時間が経つにつれてフニャフニャになって食感がイマイチ(個人的にです)になっていきます。
カブ(こちらのカブは水分の少ない大根みたい)や人参、カリフラワーの房の部分等、水分が少なくて硬い野菜はしばらく経っても食感は変わらず、コリコリしていますよ〜〜。
(下の写真は記事と関係ないですが、庭にあるヘーゼルナッツの木の実)
桃
桃の季節ですね。
日本の桃は大きくてジューシーで繊細な味ですが、こちらの桃はやや小ぶりで味がキュっとしまった、少々野性味のある味です。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、少し食べごろが過ぎたときによく作るのがコンポート。
今日のは白桃ではなく、黄桃。コンポートにするとシロップが薄ピンクになってとても綺麗です。
さて今日はさらにそこからゼリーに変身させます。コンポートやゼリーにする時に、健康を意識している身としては、砂糖を入れるのがちょっと躊躇われますが、使うところに使っても、余計なところで使わないように気をつけようと思います。
桃には腸の環境を整える水溶性食物繊維のペクチン、抗酸化作用による老化防止が期待されるカテキンが含まれています。また、高血圧予防効果のあるカリウムも豊富です。
乳酸菌で作るお漬物
「お漬物が食べたい。。。」
浅漬けも美味しいですが、糠漬けとかみたいなちょっと酸っぱめの昔風の発酵したお漬物が食べたくなり、ネットで調べたところ、「あ、こんなに簡単に出来るんだーー。」と、早速作ってみました。(簡単じゃないとやる気が出ないf^_^;)
お塩を入れたぬるま湯を、カットしたお野菜が被るくらいヒタヒタに注ぎ、白っぽくなるまで常温で置いておきます。
「ほんとにそれだけでいいの?」と思うくらい簡単なので、反対に少し不安になってしまいました。(笑)
3日目位から水が白っぽくなり、野菜からプクプクと泡が出始めました。「出来てる、出来てる〜〜(≧∀≦)」。何だか実験みたいで楽しいですね。
待つ事の楽しさを教えてもらっているようです。
このお漬物は乳酸菌の作用で発酵しているのですが、乳酸菌の働きにはまず、腸内環境を整えるという事が挙げられます。その事により、便秘の改善、コレステロールの低下、そして免疫力アップが期待されます。
簡単で美味しいので、是非お試しあれ!(^O^)/
きゅうり (その2)
前回はフランスではノーマルサイズの大きなきゅうりでしたが、こちらは全く正反対のサイズのミニきゅうり。
頻繁に見かける事はないですが、たまたまマルシェで発見。味も日本のきゅうりの様にしまっていて美味しいです。
このきゅうりを使ってよく見かけるのは、ハムなどの付け合わせによく付いてくるcornichon(コルニション)。ピクルスの様なものです。
瓶詰めのものを買うと酸っぱさが先立ちますが、家で作る時はもう少し甘めに食べ易くしています。
基本のピクルス液は、りんご酢、水、ブラウンシュガー(蜂蜜でも)、塩。沸騰したピクルス液を、食べやすい大きさに切った野菜て瓶詰めにした中に注ぎます。あとは冷めるまで待って、冷めたら冷蔵庫で保存。
食欲の無いとき、暑いとき、時間のないとき、気軽にたくさんお野菜がとれてとっても便利!です。日本のお漬物がわりに食べてます^_^
きゅうり
フランスは昨日から急に暑くなりました。よく考えたらもう6月も後半、以前とは違ってゆったりとした生活ペースになっているので、何となくボーっとしてしまい何日なのか忘れてしまったりしています。(汗)
さて今日のお題はきゅうり。暑くなると自然と食べたくなります。本当は日本のきゅうりのように小ぶりでパリっとしたのが食べたいのですが、こちらで通常サイズのきゅうりはこんな感じ。デンっ!
今では小さいサイズもスーパーやマルシェで見かけるようになりましたけどね。味はやっぱり日本のに比べたら少し大味です。水分がとても多い感じ。
栄養素を調べてみると、やはり95%が水分とのこと。その分低カロリーで、
ダイエットの味方にもなります。消化を助ける作用もあるそう。
また、皮なしのきゅうりには銅の含有量が豊富。エンザイム(酵素)の構成要素の一つとして、銅は体内のオーガニズムでヘモグロビン(血液色素)やコラーゲン(皮膚の構造や修復を助けるタンパク質)の形成に必要な栄養素。銅を含んだ酵素は、同様にフリーラジカル(体内で有害な作用に関連する)から身体を守ります。
皮付きのきゅうりは、ビタミンKが豊富。このビタミンは血液凝固に必要なプロテインを作るのに必要とされたり、骨を作るのに必要とされています。
今日はトマトとギリシャ出身のフェタチーズでさっぱりサラダをつくりました。本当はオリーブも入れると美味しいと思うんだけど、なかったのでブラウンマッシュルームを代わりに入れました。
ドレッシングは簡単に、レモン汁と塩、そしてオリーブオイル。私がモットーとしている、簡単で美味しくて身体に良い一品の出来上がり❣️です。
ひよこ豆
中近東の国の料理によく使われるひよこ豆(pois chiche ポワ シッシュ)。乾燥した物はもちろんのこと、缶詰めでも売られています。
ひよこ豆で家でよく作るのは、レバノン料理でもよく出る「ウムス(Houmous)」。おつまみっぽく、パンに付けて食べられる、お手軽な一品です。
材料はひよこ豆、缶詰めの汁または煮汁と、レモン汁、ニンニク、そしてタイニ(Tahini)というゴマペースト。
今回、そのタイニがなかったので胡麻をフードプロセッサーで潰して加えました。
という事で、ひよこ豆と胡麻の栄養素と、期待される効能を書いておきます。
「ひよこ豆」
他の豆類同様、脂肪が少なくコレステロールを含みません。植物性タンパク質、ビタミン、ミネラル、繊維が豊富な食品。
心臓に関する病気の改善、レジスタントスターチの存在によるところの善玉菌の増長、また、血糖値の急な上昇を防ぐ働きが、その摂取の仕方によって糖尿病に効果があるかもしれないとも言われています。また植物繊維の含有量の多さに伴い、大腸癌のリスクを減らしたり、食欲の調整ができるので体重のコントロールも助けます。
「胡麻」
胡麻に含まれる「セサミン」には抗酸化作用があります。また体内では合成できない不飽和脂肪酸が多く含まれているので、血中の悪玉コレステロールを減らし、コレステロールを改善する働きが期待されます。